普通の日記コーナー

★05/07/20   自転車にはまり中!



自転車に本格的に乗り始めてから1年以上が経ちました。最初はちょっとスポーティに乗れればいいやと 無難にクロスバイクに乗ったのですがはまってしまってフラットバーロードに乗り換え、 今やカミさんを引きずり込んでサイクリングに行くようになりました(^^ゞ。 もうここまで来ると自転車が立派な趣味ですね。

ちょっとここで自転車遍歴をご紹介。 自転車遍歴といっても、まさか幼稚園時代から書くわけにはいかないので、ごく最近のお話だけですが(笑)。


<ブリジストン アルベルト>

数年前は知人から頂いた自転車に乗っていましたが、ある日駐輪場から盗まれてしまったのをきっかけにこの自転車を 買いました。買ったときのエピソードはこちら。 値段が値段だけに(約3万円)ママチャリとしてはかなりしっかりとした造りで、フレームの剛性感、なかなか空気の抜けないタイヤ、物をたくさん入れても バランスが崩れない前カゴなどそれなりに気に入っていました。チェーンの代わりにベルトを使っているのでメンテナンスフリーなこと、 ペダルを踏んだときにベルトがクッションのような役目を果たしていて足にやさしいこと、などとにかく楽な自転車でした。 でもこの自転車でサイクリングに行くかというと・・・そういう自転車ではありませんでしたね(笑)。また、アルミフレームなので軽いかと 思ったらなんと17kgもあり、結構重たかったです。ちなみに俗称「ママチャリ」のこういった自転車を、メーカーでは「シティサイクル」あるいは「軽快車」と 呼ぶようです。


<ジャイアント CS3200>

アルベルトは結構長く乗っていたのですが、乗り方が激しかったせいか3年経たずしてペダル軸が完全に壊れてしまい、こちらの自転車に 買い換えました。買ったときのエピソードはこちら。 前のアルベルトが「楽に乗れる自転車」だとしたら、このCS3200は「乗るのが楽しくなる自転車」でした。軽い前傾姿勢はいかにも自転車に 乗っているという感じがしますし、自転車そのものの乗り味もずっとスポーティ。自転車そのものも軽くなったし(14.5kg)、ギヤはたくさんついてるし、サスペンション付きで 路面の凹凸もスムーズに吸収してくれます。わざと遠回りして帰ったり、電車の2〜3駅くらいの距離なら自転車で出かけたり などと、次第に自転車に乗る時間が増え、そしてだんだんと自転車にはまっていきました。 なおこの自転車はマウンテンバイクのオフロード用ブロックタイヤ(26インチ)を舗装路用のやや大きめのタイプ(28インチ相当)に換装したタイプで、 「クロスバイク」と呼ばれます。


<トレック 1200FB '03>

そしてCS3200のタイヤを替えてみたいなと自転車やさんに行ったとき、たまたま見つけてしまったのがこのトレックです。前年のモデルの 在庫処分でなんと半額。こんな細いタイヤの自転車に乗れるかなと心配しつつも、即その場で購入を決めました(^^ゞ。CS3200がスポーツカーなら このトレックはレーシングカーのようです。タイヤが細くフレームの剛性も高いので、まるでレーシングカートのように路面の凹凸をもろに拾いますが、 全ての動きが軽く俊敏で、ペダルを漕げば面白いくらいぐんぐんスピードに乗ります。自転車ではイヤになるはずの上り坂もぐいぐい上れるので、 「上り坂が楽しい」と思えるほどです。パーツをいろいろ交換し、ポジションも変わり、カミさんをサイクリングに連れ出すようになり、 気づけば走行距離も5000kmに達し、すっかりサイクリストになってしまいました(笑)。 このタイプの自転車は、自転車ロードレースなどで見かけるドロップハンドルの「ロードバイク」にフラットなハンドルを付けたもので、 「フラットバーロード」あるいは「フラットロード」などと呼ばれます。

という具合に3台の自転車を乗り継いで来ましたが、やはり一番乗ってて楽しいのはトレックです。実用性を限りなく削っている代わりに走行性能は圧倒的です。 路面の状態に気を遣ったり(車道と歩道の段差では歩くくらいのスピードまで落とします)、メンテナンスは最低月1回、タイヤに空気を最低週1回(夏場は2日に1回!) 入れなければならなかったり、きつい前傾姿勢を強いられたり、と乗ること自体に気合いが必要なのですがいざ乗って走り出すとしまうともう普通の自転車には 戻れませんね(^^ゞ。

ちなみにトレックは、
メリットデメリット
・漕ぎ出しが驚くほど軽い
・タイヤの細さと前傾姿勢で抵抗が少ないので楽にスピードが出せる
・ギヤが多く(3x9段)坂や長距離に強い
・動きがシャープで乗っていて楽しい
・慣れるまでは前傾姿勢がきつい
・乗り心地が非常にハード
・路面の凹凸や段差に非常に気を遣う(パンクしやすい)
・メンテは月1回、タイヤの空気入れは週に1〜2回は必要
・高価
・雨の日は乗らないほうが・・
・カギやライトなどの部品を別途購入しなければならない
というメリット&デメリットがあります。これ見るとはるかにメリットよりデメリットが多いですが、それでもそのデメリットを上回る魅力を 持っているこのトレックは、今まで乗った中での一番のお気に入りです(^_^;)。


さてこのお気に入りの自転車ですが、もはや自転車が「趣味」になってきてしまうといろいろ自転車をいじりたくなります(^_^;)。少ないながらもいろいろなパーツを 付けてみましたのでちょっとそのご紹介を。。(長いので飛ばしたい方はこちらをクリック!)


<ライト>

CATEYE EL200
CATEYE EL200
まずこの手の自転車にはライトが付いていませんので、自転車を購入と同時にCATEYEのEL200というライトを買いました。このライト、そこそこ明るくて点滅機能も付いてたので 最初は気に入っていたのですが、どうも本体とブラケットの相性が悪いのか走行中にガタガタとうるさいのと、電池カバーの精度が悪くてやたら固いのにきっちり閉まらなかったり、 スイッチが上手く入らなかったり、しまいにはどこかの接触が悪いのか走行中にスイッチが切れてしまうことがあり、半年経たずして次のライトに買い換えました。

CATEYE EL500
CATEYE EL500
前から気になってたこのCATEYEのEL500は、高輝度LEDとレンズの組み合わせで明るさを追求したモデルだそうですが、これはなかなか良いです。 残念ながら点滅機能はついていませんが、電池が新しいときの光量は自転車用ライトとしては十分で、街灯があるような夜道であればこれ一つあれば 安心です。ただ、電池の減りがカタログ値よりも大分早いようで、単3型ニッケル水素充電池だと10時間ごとに充電をしなければならないようです。 でもその分明るいので満足して使っています。完全防水なので雨の日も安心です。

CATEYE LD250
CATEYE LD250
CATEYE LD100R
CATEYE LD100R
車道を走ることが多いので、後ろにも点滅タイプのライトを付けています。このCATEYEのLD250Rはそこそこ明るくて点滅モードもついてバッテリーも長持ちする 優れものです。ただ、水に弱いらしく雨の日何度か走っていたら二つ持っているうちの一つが壊れてしまいました。残りの一つを大切に使いますが、 もしまた壊れたらLD100Rという取り付けがゴムバンドでお手軽に付けられるタイプ(完全防水です)に交換しようかと思っています。2004年のグッドデザイン賞を受賞した とかで、デザイン、取り付け方、スイッチの入れ方などがスマートで良いですね。これの白いタイプもありますが(LD100W)、これは取り付けが簡単ですし 電池もそこそこ長持ちするので(最大90時間)、スポーツ自転車でない普通のシティサイクル等などにもいいですね。シティサイクルのライトはペダルが重くなるので こういう後付のライトはおすすめです。


<サドル>

トレックには標準ではかなりぼてっとしたサドルが付いてるのですが、これがどうも座り心地が良くなくすぐにお尻が痛くなるのでサドルを替えました。 fi'zi:k・Arione(フィジーク・アリオネ)というモデルなのですが、スポーツ自転車サドルの今年の大ヒット商品だったらしく、振動を吸収するチタンレールと 薄いけどソフトな座面は意外と座り心地が良いです。長めに作られた座面は長距離走るときにいろいろポジションを変えられて便利です。 ちょっと高いんですけどね・・・(12000円くらい)。


<ペダル>

ペダルについては前のCS3200に付けていたSPDペダルをそのまま移植して使っています。 最初はペダルを外し損ねて転ぶんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが(事実転びそうになったことも何度もあります)、今ではすっかり慣れて手放せない存在に なりました(^^ゞ。


<タイヤ>

最初はボントレガーのセレクト(700x23c)というタイヤが付いていたんですけど、ちょっと路面が濡れただけで非常に滑りやすく危険なので早めに替えました。 駅の歩道のタイルなどはどんなに慎重に走っても常に転倒の危険がありましたから・・。

タイヤの在庫の関係で、前にミシュランのErilium、後ろは同じくミシュランのSpeediumを装着しました。どちらもパンクに強いタイヤということで、タイヤが原因の パンクは1年間で1回しかありませんでした。非常に頑丈なタイヤなのですが、さすがに乗り心地は固く、タダでさえ固いトレックの乗り心地をさらに固くしてしまって いました。タイヤの硬さからか接地感に乏しくグリップも低く、コーナーは慎重に走らざるを得ないタイヤでした。でも耐パンク性の高さは初心者にとっては ありがたかったですけどね。

そしてつい先日、タイヤを新調しました。ヴィットリアのRubino-Proというタイヤですが、先のミシュランに比べると明らかに軽量でやわらかいゴムのタイヤです。 当然耐パンク性は落ちるのですが、乗ってビックリするほど乗り味が違いました。路面にしっとりと接地して振動を吸収してくれるので乗り心地がよいのです。 ペダルも明らかに軽く感じられ、グリップが良いのでコーナーにも安心して入っていけます。タイヤ一つでこんなに変わるものかと驚きました(^^ゞ。 パンクする確率は増えているので、スペアのチューブとポンプはいつも持ち歩いています。


<その他>

その他、といってもあとは大してパーツを付けたりはしてませんが、ハンドルのポジションを下げ、ハンドルをカットして短くし、 バーエンドバーを装着し(ハンドルの両端の角のようなもの・・・上のトレックの写真参照)、ボトルケージを付けました。サイクリングにはボトルケージは欠かせませんからね。 ちなみにポジションは乗り慣れるのに応じて少しずつハンドルを下げてもらい、3ステップくらいを経て今の高さになりました。サドルより明らかにハンドルが 低いですが、慣れてくるとそれが乗りやすいんですよね(^^ゞ。


<レッツサイクリング!>

とまあこんな感じで自転車にはまっているわけですが、最近ではカミさんもうまくそそのかして一緒にサイクリングに行っています。
カミさんのブログでも自転車のネタが登場していますが、主に荒川サイクリングロードに 出没しています。今のところ1日40km弱しか走っていませんが、いつかは100km!の心意気でそそのかして行きたいと思います(^^ゞ。 でもホントこの歳になって初めて運動する楽しみを知りましたが、サイクリングは楽しいですね! これからの季節は熱中症にも注意しないといけませんが、 健康維持のためにもいい汗かいていきたいと思います(^_^;)。


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