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日記帳

06/03/17   アンドリュー・コウジ・テイラー ヴァイオリンリサイタル


3/17(金)、東京の飯田橋にあるトッパンホールで行われた、「アンドリュー・コウジ・テイラー ヴァイオリンリサイタル」を聴きにいってきました。

トッパンホールには初めて行ったのですが、駅からちょっと距離があるものの(後楽園駅から徒歩15分くらい)、出来たばかりのとても綺麗なホールで音響も良いですね。

さて、プログラムは全てソナタで、

    ・ヤナーチェク
    ・グリーグの3番
    ・モーツァルトのK304
    ・プロコフィエフ2番

というやや渋い選曲。演奏は素晴らしいのですが、正直最初の3曲までは退屈してしまいました。通好みの選曲といえばそうですが、一般受けしない曲がちょっと続いてしまいましたので・・。

グリーグは以前に自分のプログラムに入れようと思って弾いたことがあるので、良い曲だということは知っています。でも弾いているときの気持ちよさや熱い思いといったものが、曲が内向的すぎるせいでどうも聴衆には伝わりにくいんですよね。好きな人ははまりそうですが・・・。

モーツァルトのソナタはやはり「ヴァイオリン助奏付きのピアノソナタ」ですね。音楽を聴こうとする分には良い曲ですが、ヴァイオリンリサイタルでヴァイオリンを聴きたいと思ってしまうと、有名なK304であってもちょっと物足りなく感じてしまいます。前2曲と弓を換えたのではないかと思うほど音色をがらっと変えてきてヴァイオリンの繊細なppが本当に美しかったのですが、ピアノがそのヴァイオリンのppにちょっとついていけてなかったのも惜しかったです。

がしかーし! プロコフィエフになったらそれまでのことは全て吹き飛んでしまいました。曲も演奏効果の高い曲ですが、テイラーさんのヴァイオリンとボザースさんのピアノがまるでそれまで封印していたものを全て解き放ったかのような演奏! ffからppまで様々な表情や音色を交えて、エネルギッシュで、繊細で、力強く、甘く、と多彩な表現で魅せてくれました。

最初の3曲でも技術的、音楽的に素晴らしい演奏をしていることはわかっていましたが、なかなか伝わってくるものがなかっただけに、最後のプロコフェエフは衝撃的で感動的でした。会場全体が盛り上がり、演奏後の拍手も熱狂的という感じでしたね。それほどまだ有名ではない方のヴァイオリンリサイタルでは珍しいスタンディングオベーションまで見られました。

アンコールはまたマイナーな路線に行ってしまったのがちょっと残念でしたが何曲も弾いてくれましたし、最後はなんとバッハ=グノーのアヴェマリア。こんな単純で小細工の利かない曲はよほど自信がないと弾けないと思います。技術と音楽性に自信のある一流奏者であればシューベルトのアヴェマリアを弾く方がずっと楽だとは思いますが、バッハ=グノーを持ってきましたからビックリしました。しかし本当にうまかった!

終演後はロビーでCDを売っていたので下記の小品集を買い、ロビーでサイン会もやっていたのでCDにサインまでしてもらいました。しかしテイラーさんって姿勢、立ち振る舞いが実にシャープで凛としていて、郷ひろみさんのようなかっこよさを感じました。

アルティテュード
アルティテュード



蛇足。

帰りに後楽園駅まで歩いていくと、なぜか異常なほど人の群れであふれかえっていました。しかも女性ばかりで中学生〜若いOLくらいまでの年齢層ばかり。東京ドームで何かやってたのかと後で調べたら、ジャニーズの人気グループ「KAT-TUN」のコンサートがあったみたいです。SMAP、TOKIO、V6まではなんとかわかりますが、もうその後はよくわからず。「KAT-TUN」の読み方を知ったのもつい数日前(笑)。CMでやってる「カトゥーン」で合ってますよね?(不安)

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