以前はコンピュータウイルスというものに遭遇する機会は非常に少なかったのですが、最近はメールや
インターネットの普及からかよく見かけるようになりました。
コンピュータウイルスは悪意のあるプログラマーが愉快犯目的でウイルスを作り、いろいろな手段で
ばら撒くことによって起こります。昔はフロッピーディスク経由というのが一般的で感染のスピードも
ゆっくりでしたが、最近多いのは「ワーム」といわれるメールを介したウイルスの一種で、感染力が
高くなっています。これら「ワーム」はメールを介して添付ファイルとして送られて来て
その添付ファイルを開いてしまうと感染します。そして感染するとそのパソコンのメールソフトにあるアドレス帳
のメールアドレスにウイルス付きメールを自動的に送信したあと、Cドライブのフォーマットなどを行う
というようなものも多いです。その他にもハッキング用の裏口を作ってしまうものや、大量メール送信で
インターネット全体の速度を下げてしまうものもあります。
つい先日、身の回りでもウイルスの感染騒ぎがありました。問題になったのは今年7月末に発見された、
W32.Sircam.Worm@mm(通称Sircam、サーカム)で、
感染するとハードディスク内の文書や画像をランダムにメール送信したり、ハードディスクのCドライブの
全フォルダ&ファイルを削除するという危険なものです。幸い対応が間にあったため発病は食い止められた
ようでしたが・・。
少なくともメールとWeb閲覧していればいつでもウイルスに感染する危険があるわけなのです。パソコンを
使う以上ウイルス対策は必須ともいえるかもしれません。というわけで、ここでウイルスに対する防御を
まとめてみました。
※ パーソナルファイヤーウォール: |
インターネット接続中に他のマシンからのハッキング、不正な情報の流出などを防ぐ。常時接続(フレッツISDN、ADSL、CATV、FTTHなど)の 場合にはあったほうが良い。実際僕のパソコン(フレッツISDN)にも過去に膨大な数の不正アクセスあり。仕掛けられたトロイの木馬(ハッキングを 助ける裏口をつくったり情報の流出を行うもの)を検索して侵入するツール(Netbusなど)がよく使われていて、韓国などからの アクセスが多い。 |