先日、座間市公民館でのコンサートの後に某県会議員さんの県政報告会にて前座演奏をして
きました。当日まで公民館の後に相模原で前座演奏があるとは聞いていましたが、詳しい
場所等は知りませんでした。
そして公民館での演奏の後に、次の会場は相模原市の誠心第二幼稚園と聞かされて驚きました。
なんとそこは自分が22年前に卒園した幼稚園なのです。卒園して一年で引っ越してしまった
ので当然その幼稚園を見るのは卒園以来です。
幼稚園に向かう車中で幼稚園のことをいろいろ思い出そうとしましたが、早生まれという
こともあってか(?)ほとんど記憶がないのです。覚えているのは送迎バスの名前
「さくら号」「ふじ号」と、自分のいたクラスの名前だけでした。
しかし、いざ幼稚園の門をくぐった瞬間に昔見た光景というのが蘇ってきました。もちろん
細かい校舎の配置は覚えていないのですが門をくぐった瞬間に思わず「あっ」とつぶやいて
しまったのです。2年間も通った場所なのでどこか記憶の片隅に残っていたのでしょうね。
不思議なものです。そして左の方に止まっている送迎バスをみると、
「さくら」「ふじ」のマークと文字が。22年前とバスそのものはもちろん変わって
いましたが、名前はずっと変わらなかったんだなと思うとなんだか嬉しくなりました。
そして会場へ。小さなホールのようなところだったのですが、ここで昔クリスマス会や
いろいろな発表会をやったような記憶が・・・。昔はとても広い体育館のようなイメージ
だったのですが、それは単に自分が大きくなって、子供の頃見たものが小さく見える
だけなのでしょう。
演奏が終わって最後に司会の方に「ただ今演奏していたヴァイオリンの藤田さんは、
なんとこの幼稚園を22年前に卒園されたそうで・・」と紹介され、会場がどっと沸く
一幕もありました。
帰り道、いろいろ幼稚園時代のことを思い出そうとしたのですが、やはり断片的にしか
記憶は残っておらず、ほとんど思い出せませんでした。でも自分が2年間、確かにいた
その場所を思いもかけないところから訪れることができて、なんだか懐かしい気分に
浸った一日でした。