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日記帳

01/06/11   心に響く演奏


先週は久々に体調を崩してしまいホームページの更新がほとんど出来ませんでした。大きな心配事も 重なったりしていたのもありましたが。しかしヴァイオリンを弾く上でも心と体、双方が良い状態で ないとだめですね。結局先週はヴァイオリンの練習でエチュードは弾けるんですけど曲をどうしても 弾く気になりませんでした。難しいフレーズをさらうことはできても、やっぱり気持ちが充実した 状態じゃないと音楽的な表現というか音色を創りあげる作業が出来ないものですね。

日曜日はピアノ合わせがあったのですが、久々に弾いていて充実感がありました。体調も良くなって きたし気持ちの面でも明るい材料があったので、合わせるということ以外に美しいメロディをいかに 美しく歌い上げるか、ということにも集中できました。

ま、自分の話はこれぐらいにして本題に(関係なかったわけではありませんが・・・)。

今までいろいろなヴァイオリンの演奏を聴いてきましたが、時々とても心に響くヴァイオリンの音色に 出会うことがあります。聴いているとその表現に音色から弾き手の思いが伝わってきてとても心が 揺さぶられてなんともいえない気持ちになるのです。完璧なテクニック、音の粒立ちやキレ、 そういったものとはまったく違った次元で弾き手の感性が心に直接訴えかけてきます。不思議なことに それというのは一つの曲を聴いているうちにじわじわと心に染み入ってくる以外に、ある一つのフレーズ (それもほんの数秒であることが多い)が突如として心を揺さぶることもあります。私はそういう 演奏を聴くと作曲者に敬意を表すと共に、瞬時にそのヴァイオリニストのファンになってしまいますね。

自分も人前で弾いたりしている以上、そういった心に響く演奏をしたいといつも思いつづけて います。でもそれというのはヴァイオリンの練習だけで身につけられるものではないとも 思っています。いろいろな音楽を聴いたり、良い映画を見たり、絵を見たり、美しい景色を 眺めたり、新鮮な空気を吸ったり、おいしいものを食べたり、人と出会ったり別れたり、 恋愛したり失恋したり(笑)。そういう自分が周りから吸収し経験した全てのものが、今度は自分が 音楽を介して聴衆の心に伝えるときになんらかの形で生きてくるのかなと。もちろんそれを生かした 演奏をするには常により良い音、より良い演奏を追い求める努力と向上心も必要ですが。

とはいえ聴衆に苦痛を与えないためにも(笑)、しっかりとした技術を身に付けておくことを怠っては なりませんが、そういう心に響く演奏ができるようにがんばっていきたいと思います。

先日ある若手ヴァイオリニストの演奏を聴きましたが、とても心に響く素晴らしい演奏でした。 終演後に楽屋口でその方とお話しすることが出来、以来彼女とは何度かメールのやり取りをしているのですが、 上に書いたようなことについて彼女と非常に意見が一致しました。自分の心に響く演奏をする人と いうのは音楽に対する考え方や接し方などでも共感出来るんだなと、改めて思いました。(なんて 自分に都合の良い解釈をしたりして・・・)

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