気づくとまた1ヶ月以上空いていました。。。サイトをいじるのに夢中で日記から遠ざかっていました。
しかもいじっていたのは生徒さん専用サイトなのでみなさまの目に触れることはなかったりします。。
さて、今日のお題は「バッハ」と「アイスコーヒー」です。「バッハとアイスコーヒー」ではありません。
まあ、「バッハとアイスコーヒー」にしても良いのですが、バッハといえばやっぱりアイスコーヒーですね、
などと強引に書いてもしょうがないですし、2度同じネタを使うのは野暮なのでさっさと本題にいきましょう(^_^;)。
さてまずは「バッハ」。バッハの代表的なヴァイオリン作品といえば、無伴奏ソナタ&パルティータBWV1001〜1006
です。このバッハの無伴奏は、少し前までまだ自分には早すぎると思ってほとんど弾いていませんでした。
ロマン派などの作品は譜面を見てすぐにでも音楽が創りやすいですし(例外もありますけど)、表現の自由度なども高いです。
比べてバッハはあの整然とした様式感の中で音楽的に演奏するのがとても難しいですし、また技術的にも「ただ弾くだけ」でもとても
難しいです。ごまかしが効かず、小細工も使えず、しかもあのバッハの響きを奏でるためには他の楽曲よりもずっと音程に
厳しくならなくてはなりません。というわけで、バッハは敬遠していました(^_^;)。まぁ、音楽的に自分の中で
消化出来る自信がなかったというのもありますね(^_^;)。
しかし、あの有名になった「The Art of Violin」(BS放送時のタイトルは、「バイオリンの芸術」)での
ミルシテインがアンコールでバッハを弾いたのを見て感動して(日記や演奏日記に何度も書いていますが・・)、
ソナタ3番のAllegro assaiを練習して本番で弾き(やや強引でしたが)、そのうちにバッハのほかの曲も練習をはじめ、
気づくとバッハの虜になってしまいました(^_^;)。
今はソナタの1番に取り組んでいますが、バッハって本当に素晴らしいですね。もちろんただ弾くだけでも技術的に難しいところが
多いですし(特にフーガ)、さらにそこから音楽を作っていこうとすると、最初のアダージョだけでも自分の満足のいく演奏は
なかなか出来ません(というか全然・・)。でも、一本のヴァイオリンで一つのドラマを作ることの出来る素晴らしさ、
そしてあの響き・・・。やはりバッハは聴いても弾いても魅力的です。近いうちにソナタ1番の全楽章を弾いてみたいです。
(仕上がれば、ですが・・)
と弾き手の側からのバッハを書きましたが、勉強のためにこの無伴奏のCDを買ったり借りたりなどでかなりの枚数を聴き
ました。一押しはやはりシェリングです。好みとかそういう次元を超えて素晴らしいといわざるを得ない名演です。
シェリングの演奏は全ての音に意味があり、そして美しいです。その他にもいくつか気に入った演奏があったので、
紹介しておきます。ミルシテインはバッハを速めのテンポで独特のミルシテイン節で
弾きあげています。ソナタ3番のAllegro assaiは聴いた中でもっともテンポが速く、かつ、もっとも滑らかです。ただ、
やはり「The Art of Violin」の中の演奏の方が僕は好きです。加藤知子さんは控えめのヴィヴラートと透明な音で
素晴らしい響きを奏でます。フレーズのつながりや歌い方、音の美しさなど、本当に素晴らしい演奏です。
江藤俊哉先生(江藤さんとは呼べません・・)は、男性的なダイナミックで重厚な響きと音色に圧倒されます。
あの厚みのある太い音、どうやったらあんな音が出せるのでしょう・・。ちなみに評判の高い前橋汀子さんのバッハは
ちょっと手に入れることが出来ていないのですが、いずれは聴いてみたいです。
バッハ・・。やっぱりいいですね。しばらくまだバッハから離れられそうもありません(^_^;)。とはいっても9/15にシベリウスの
小品を3曲弾かなければならないので(結構難しい・・ しかも譜面はおととい着・・)、しばらくはそっちに集中しなければ
ならないんですけどね・・(^_^;)。
さて次は「アイスコーヒー」。アイスコーヒーを家で飲むとすれば、たいていはインスタントを冷やすか、レギュラーで入れたのを
冷やすか、もしくは市販のボトルになると思います。インスタントは名前の通りお手軽ですけど、コーヒー好きな僕には
物足りなく感じます。かといってレギュラーとなると手間がかかりますし、せっかくのホットコーヒーはそのまま
ホットで飲むほうがいいです(レギュラーを冷やすとおいしいんですけどね)。というわけで最後のボトルコーヒーを
いろいろ試してみることにしました。
まず最初に飲んだのはGeorgiaの「ストレートで飲むとおいしいコーヒー(無糖)」です。今までこの手のコーヒーを
飲んであまりおいしいと思ったことがなかったので期待してませんでした。しかし飲んでみると悪くない。
まずまずのお味でした。ただ僕としてはもう一息という感じです。まあまあだけどおいしいの一歩手前、でしょうか。
コーヒー通というわけでもないので酸味や苦味がどうこうとか言えないのですが(言えるけどそれがおいしさの基準にどう
影響するのかがわからない)、あと一歩という感じでした。でも思った以上の味で、そこそこ満足して飲める
レベルにありました。
さていつも行くスーパーには、AGFやネッスル、ブレンディーなどの同じようなボトルコーヒーが売られていましたが、
目に付いたのはどこかでみたことがある黄色の紙パック。1リットルパックで表に「業務用」とかかれていました。
しかもちょっと高めの198円。「業務用」の文字に惹かれて思わず買ってしまいました(^_^;)。
そして帰って早速飲んでみましたが、なかなかいけるではないですか。苦味が強めですけどコーヒーらしい味がして、
これなら家でちょっとアイスコーヒーを飲むときのには満足でした。この、「きくの IFCコーヒー 業務用アイスコーヒー(無糖)」、
気に入りました。ただ、ちょっと味が強めですので氷を入れるとちょうど良いかもしれません(だから業務用?)。
それからしばらくしてまた東北新幹線に乗ったある日のこと、いつものようにワゴンサービスが来るのを見て
目に止まったのが、見覚えのある黄色の「業務用」紙パック。そうです、6/11の新幹線ネタで登場したアイスコーヒーは、
まさに「きくの IFCコーヒー 業務用アイスコーヒー(無糖)」だったのです。そうか、あの時飲んだコーヒーは
これだったんだ、っと思わず笑みがこぼれてしまいました(^_^;)。やはり新幹線で使われていたアイスコーヒーは
通常のボトルコーヒーよりも少し上のランクのものだったようです。え?1リットル198円が一杯300円? まあ
そんなことは突っ込まないでおきましょう。みんなそんなものですから(^_^;)。
というわけで普段はきくのコーヒーを飲んでいますが、Georgia以外のボトルコーヒーも門前払いせずに試して
みようかと思っています。かといって、一度に何種類も買い込んで試すほどマニアではありませんので(^_^;)、
まあそのうちに・・・(いつになるやら)。