普通の日記コーナー |
★05/12/21 使い捨てない電池先日、ビックカメラの電池売り場で「使い捨てない電池」なるものをみかけました。 なんだか大きなブースをかまえて大々的に宣伝していました。 なんだろうと思って近づいてみると早速店員が近づいてきて説明を始めました(^_^;)。 正しい商品名はサンヨーの「エネループ(eneloop)」というそうですが、 今までのニッケル水素充電式電池に比べて自己放電がかなり低減され、 充電式電池でありながら普通のアルカリ電池のように使えるとのことです。 eneloop ニッケル水素充電器セット N-MDR02S 今までの充電式電池は何度も繰り返し充電して使えるのが魅力ですが、 最大の欠点が自己放電しやすい特性なんですよね。 充電してそのままほうっておくとだんだん放電してしまって気がつくと空になってしまっていたりします。 デジカメやmp3プレーヤーなどのリチウムイオン電池もそうですが、 特に単3形のニッケル水素電池は少し古かったりすると2週間で空っぽになったりします。 なのでテレビのリモコンや置時計の電池などは普通のマンガン電池やアルカリ電池を使わざるを得ませんでした。 ところがこのエネループという電池はサンヨーのWebサイトを見る限り、 満充電の状態から1年たっても85%のパワーがキープされているそうで、マンガン&アルカリ電池の感覚で使える充電式電池、 よって「使い捨てない電池」ということだそうです。 これであれば充電式電池でありながら普通のアルカリ&マンガン乾電池のように長期間使う機器(リモコン、置時計、壁掛け時計)や、 たまにしかつかわない機器(単3対応のデジカメとか、懐中電灯)にも使えそうです。 デジカメなど、充電しておいてもすぐには使わず、しばらくして急に思い立って使おうとしても空になっていることが多いので、 そういう機器にもよさそうです。 容量の2000mAhはアルカリ電池並みですし、大きなパワーが必要となるデジカメなどにも向いています。 最新の大容量タイプのニッケル水素には及びませんが(2700mAh)、 それでも「充電したままずっとキープしてくれる」という特性を考えたらこれはなかなかすごい電池ですよね。 というわけで早速購入して、現在自転車用ライトの予備として持ち歩いています。 普段は普通のニッケル水素電池を使っていてますが、エネループは充電したまま持ち歩けるというのが良いですね。 長いこと充電式電池を使っているとそのありがたみが良くわかります。 さてまだこのエネループは一度も充電していないのですが、ひとつ重大なことが判明しました。 エネループにも今まで使ってきた充電器を使おうと思っていて充電器無しの4本組を購入したのですが、 今使っているニッケル水素電池が1600mAhのため、充電器もその容量にしか対応していないようで エネループ用に新たに買いなおさないといけないようです。 ということで、4本充電可能でリフレッシュ機能付きのソニーの充電器を購入しました。 これはこれでなかなか良いので、4本組で使用したい場合は上の方の2本組&充電器付きよりも、 こちらの二つを購入する方が良さそうですね。
充電式電池の使いにくさ(自己放電、メモリー効果)が解消されたこのエネループ、気づいたら家のすべての乾電池がこれに置き換わっているかもしれませんね(^^ゞ)。 |