普通の日記コーナー |
★06/07/28 僕はアイソトニックよりもハイポトニック関東地方の梅雨明けが宣言され、いよいよ夏本番ですね! 先日「あるある大辞典」で熱中症の特集をやっていました。これからの季節、のどが渇く前にこまめに水分補給をすることが大切ですね。のどの渇きや頭痛はすでに熱中症の危険信号です。 さて今日はその水分補給に適したスポーツ飲料のお話。 スポーツ飲料といえばポカリスエットやアクエリアスでおなじみの「アイソトニック飲料」が昔から親しまれていますが、最近「ハイポトニック飲料」というものが出てきています。 「アイソトニック」は現在売られているほとんどのスポーツ飲料が当てはまりますが、体液と浸透圧を同じにすることで水分の吸収率を高め、運動に必要なエネルギー源などの成分を含む、まさにスポーツ向けのスポーツ飲料です。 ただ、激しく発汗して水分が失われるような運動だと体内の浸透圧が下がり、アイソトニックだと効率よく水分が補給できなくなります。 そこで生まれてきたのが、浸透圧を下げた「ハイポトニック飲料」です。運動時や運動後の大量に水分が失われた状態でも効率よく水分が補給できるというものです。 原理や飲み方などについてはこのページが詳しいです。 ・カラダ@ewoman 「アイソトニックは運動前、ハイポトニックは運動後」 ということで、自転車などで運動するときにコンビニなどでドリンクを補給するときはなるべくハイポトニックを選ぶようにしていたのですが、なかなか置いてないんですよね。500mlのペットボトルをまとめ買いしたり、2Lで買って500mlのボトルに移し替えたりしてました。 さて、現在売られているスポーツ飲料のうち、ハイポトニックだと確認できていて飲んだことがあるのは、 ・アサヒ「スーパーH2O」 ・明治「ヴァームウォーター500」 ・味の素「アミノバイタルウォーターチャージ」 ・サッポロ「がぶ飲みスポーツドリンク」 ・キリン「激流」(最近あまり見ない・・) の5つです(僕の好きな順)。他にはゲータレードエクストラなどもハイポトニックっぽいですが、まだ飲んだことはありません。 スーパーH2Oは僕の応援しているF1ドライバーの佐藤琢磨とアサヒとの共同開発によって生まれ、まさに佐藤琢磨が自らのF1レース中に飲んでいるハイポトニック飲料です。開発ストーリーなどはアサヒ飲料のサイトに詳しく載っていますが、実戦の中から生まれた本格的なドリンクです。味は、運動していないときにもおいしく飲める甘みがありながら、運動時にも後味が残らずおいしく感じることの出来るというのが良いですね。佐藤琢磨のファンということもあり、一番のお気に入りです。 ヴァームウォーター500はスズメバチの代謝原理にヒントを得たという、ヴァームシリーズサプリメントの中の本格的なハイポトニック飲料です。ワールドカップバレーなどでも選手たちが飲んでいるのをよく見かけました。甘さはかなりひかえめで軽いグレープフルーツ風味のさわやかな味です。薄味ということもあって、運動時の方がおいしく感じますが、運動時でなくても飲みやすいですね。 アミノバイタルハイポトニックチャージもまた本格的なサプリメント「アミノバイタル」シリーズの中のハイポトニック飲料で、本格スポーツ向けです。味も完全に運動用に偏っていて、運動していないときに飲むとはっきりいってまずいです。でも運動中だと飲みやすい水を飲んでいる感覚で意外に飲めてしまうというのが、さすがは本格派ハイポトニック飲料です。 がぶ飲みスポーツドリンクはつい最近見つけたのですが、ジムの自販機でヴァームウォーターが売り切れていたので仕方なく買ってみたらハイポトニックと書いてありました。味はH2Oをさらに薄味にして飲みやすくした感じで、見た目は他のハイポトニック飲料のような硬派ではありませんが、運動中でも水感覚で非常に飲みやすいです。アミノ酸等の成分は他の製品に及ばないかもしれませんが、水分補給ということを考えたらこれもなかなか良いです。 激流は最近見かけませんね。これもハイポトニックですが味はH2Oに似ています。少し味が濃い気がしますが、普通のアイソトニックよりは薄味で飲みやすかったです。去年の夏はH2Oがないときはこれを好んで買ってました。 上記5つは味の違いがあるものの、どれもポカリスエットなどのアイソトニックよりは大分薄味で、運動中でも飲みやすくかつ邪魔にならない味になっています。ちなみにアイソトニックを水で薄めればハイポトニックになりますが、味も薄くなってしまって飲みにくかったりしますね。 スポーツ飲料の飲み方は、運動前にはエネルギー源を多く含む濃いアイソトニック、運動中〜後は低浸透圧で水分をすばやく補給できるハイポトニック、というのが基本ですが、運動していなくて夏場に非常に汗をかいたときなどにはハイポトニックの方が良いようです。 また、スポーツ飲料には糖分が多く含まれているため、運動しない日常生活で水代わりに飲んでしまうと「ペットボトル症候群」といって急性の糖尿病になるケースが報告されていますが、糖質の少ないハイポトニックの方が日常で飲むのにも比較的安全かもしれません。 ちなみに、カロリーオフやカロリーゼロのアイソトニック飲料というものが最近ありますが、どういうものなのか良くわかりません。浸透圧は糖質の量で決まるものだと思っていたもので・・。ペットボトル症候群の対策には良いかもしれません。 「僕はアイソトニックよりもハイポトニック」という佐藤琢磨に同じく、僕もハイポトニック飲料で今年の夏を乗り切りたいと思います。 |