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E線特集(2002年2月4日更新)

今回はE線に焦点を絞って、いろいろな弦を試した結果を独断と偏見で書いてみたいと思います。 ただ私の楽器は同一銘柄の弦を4本張るとE線が弱いので、比較的強めの弦を試すことが多いです。 普通に「良い」と言われる弦を張ってもたいてい弱く感じることが多いので・・。
(星の数はお気に入り度を示しています)


ピラストロ ゴールド
いわゆるスタンダードといわれるほど有名な弦です。特にこれといった特徴のない普通の弦です。 バランスがよく扱いやすい弦と言えるでしょう。

オイドクサ(スチール)
これはピラストロゴールドに非常によく似た弦です。気持ち強いかなという感じがしなくもない ですが、気のせいかもしれません。バランスのとれた使いやすい弦です。なお、オイドクサには単線スチール 以外にアルミ巻きのものあります。こちらはやわらかい音色ということですが、最近使っていないので あまり覚えていませんm(__)m。

オイドクサ(アルミ巻き Mittel)
覚えていなかったので10数年ぶり(笑)に試してみました。輪郭が甘くなって音がやわらかくなった ような音です。クリアさや透明感にはちょっと欠けるかなと思いましたが(特に開放弦)、きつくない音 なのでキンキンする楽器にはなかなか良さそうです。パワーは控えめです。

オイドクサ(アルミ巻き Sterk)  ★
オイドクサのアルミ巻きを試す時に、きっと自分の楽器には強めのE線の方が合うだろうと 強めのゲージのもの(Sterk)も入手しておいたので、標準(Mittel)の後に早速試してみました。 基本的な特性はそのままで鳴りが強くなった感じです。指当たりも若干強めに感じました。 オイドクサアルミのMittelが好きだけど弱いと感じる人にはおすすめかもしれません。

オリーブ(Mittel)  ★
オリーブは金メッキスチール弦です。ゴールドの音色を綺麗にしたような感じですが、 少々高価(ゴールドの3倍)です。ただ金メッキスチールはさびにくいので音色の良さと寿命まで考えると 多少の出費をする価値はあると思います。

オリーブ(Sterk)
オリーブの強いテンション(Sterk)のものです。音色が綺麗なまま鳴りが強くなったような 感じです。Sterkの割にはややおとなしいめですが、少し開放弦で金属的な音があるのが気になります。

エヴァピラツィ スチール  ★★
エヴァピラツィの普通のスチールE線です。値段的にもピラストロの他の弦に比べて特に差はないの ですが(定価400円)なかなか良い弦です。良く鳴りますが決して金属的でなくとても音色がきれい。 私の楽器がもう少しE線が鳴る楽器であれば間違いなくご愛用となる弦です(笑)。

エヴァピラツィ ゴールド(0.27)
エヴァピラツィの中でも金メッキスチールタイプは0.26と0.27という二つのゲージがあるのですが、 これは強めのテンション(0.27)の方です。 (ちなみにこの0.27とか言う数字は弦の太さをmmで示しています) ピラストロ最高峰の弦のゴールドE線 ということで期待しました。が、鳴ることは鳴るのですが線が細く表面的に鳴る感じであまり 好きになれませんでした。音もちょっと変わっています。楽器によっては好結果を もたらすことがあるかも・・(??)。

インフェルト(Blue)
これは全然好きになれませんでした。そこそこパワーはあるものの、なんだか音色が 美しくなく、錫メッキというせいか(根拠なし。単なる言葉の印象)ガサつく感じで一日で交換 しました。

インフェルト(Red)  ★★
Blueとはちがい金メッキスチールのRedですが、これはお気に入りの弦のうちの一つです。 とにかく音色が綺麗。今まで使った中で音色の綺麗なE線といえばこのインフェルトRedを 迷わず挙げます。ちょっとパワーがないのが残念(私の楽器には強いE線が必要なので)。

スペシャルプログラム(Sterk)  ★
インフェルトやドミナントと同じトマスティーク社のE線のみのブランドです。 インフェルトRedと同じ金メッキスチールということで、インフェルトRedがそのまま 強くなったのが欲しいなと思って試してみました。オリーブのSterkに似てますが 少しおとなしい感じの、音色がきれいな弦です。鳴りはSterkの割には強くありませんでした。

ヘリコア(Heavy)
アルミ巻きが手に入らなかったので代わりに単線スチールタイプ(こちらは手に入りやすい) を使ってみました。が、パワーはあるけど、がさついてどうも好きに慣れませんでした。 インフェルトのBlueによく似てます。

ゴールドブラカット(0.27)  ★★
強いE線でメジャーなのがこのブラカット0.27です。これもお気に入りの弦です。 他の弦に比べて、張る前の触った感じも張った後の指を置いた感じもとても強くて太い弦 という印象を受けます。とても良く鳴るのですが音に太さがあるというか芯がある感じで 金属的な感じが少ないです。とても良い弦だと思うのですが、人によっては指当たりが 痛いことや、さびやすく寿命が短いのが欠点です。その分安価ですが(^_^;)。

ゴールデンスパイラル(Midium)
よく鳴りますが、金属的でキンキンする弦です。派手な音が好みの人には 良いかもしれませんが、私はあまり好きにはなれませんでした。

ゴールデンスパイラル・ソロ(Strong)  ★★★
ゴールデンスパイラルがあまり良くなかったので期待せずにソロという派手な音のタイプの 強い弦(Strong)を試してみました。しかし弾く前から感じていた「弦が太い=音も太いはず」の 印象通り、芯のあるしっかりとした弦でした。音色も良くパワーもあり予想外(?)に良かったです。 ただいま一番お気に入りの弦です。

ラーセン(Strong)  ★★
ラーセンというとチェロなどではおなじみですがヴァイオリン弦はマイナーです。 誰も使ってなさそうということで試してみました。結果は意外に良かったです。パワーも あるし音色も良く、強いけど金属的でないバランスのとれた良い弦です。

ウェストミンスター(0.275)  ★
これは低いポジションから高音まで明らかに他の弦とは鳴りが違い、今まで張った弦の中で 最強の弦です(^_^;)。とてもパワフルでしかもキンキンせずに 太くて響きのある音です。しかし欠点もあり、どういうわけか開放弦がうまくならないのです。普通に弾いても ひっくり返りそうというか、つぶれたような音になります。楽器や弦に詳しい某若手社長さんが言うには「ゲージが 強すぎるのではないか」とのことでした。残念ながら楽器に合わないんでしょうかねぇ。

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