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演奏日記2001

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01/12/29

レストラン栗の里 生演奏


今年最後の本番ということで「レストラン栗の里」での生演奏に出演してきました。 年末でしたが多くのお客さんがみえてみました。

今回はヴァイオリン&ピアノの他にチェロ&ピアノ、弦楽四重奏という構成で 演奏しました。ちなみに四重奏は僕は出演せずに、前々から楽器を弾きたいと いっていた友人に1stヴァイオリンをお願いしました。

曲目は前回のこーひー亭のときの曲から新しい曲(前回初めて弾いた曲)中心にして、 季節ものの曲を冬の曲に変えたり(ヴィヴァルディの「秋」を「冬」に。・・・なんの ひねりもない)して臨みました。

演奏ですが、全体的には自分の良いところを出せたので、まあまあ良かったかなと 思います。ただ、ゆったりとした曲ばかりをしばらく弾いてから突然ヴィニアフスキを 弾いたら思うように弾けなくてものすごく緊張をしてしまいました。ようやく正気に 戻ったのは6ページあるうちの最後の1ページでしたが、緊張してしまっては本来の 演奏はできませんね(反省)。いつも1曲目の大変な曲は上手くいかないことが多いので、 次回は「大変だけどちょっと余裕のある曲」を最初の方に弾いてフッ切れておくことが 必要かもしれません(そんなこと考えるのは僕だけかもしれませんが・・笑)。

お客さんですが、後半のお客さんはとても熱心に聴いてくださっていて弾く方にも 熱が入りました。友人が客席で聞いていて、多くのお客さんに大変好評だったという お言葉を頂きました。うれしいですね。もっとがんばろうという気になります。

ちなみに僕が出演しなかったカルテットの方ですが、初出演の人などかなり緊張した様子。 でもこちらもお客さんに喜ばれたということでまたがんばって欲しいです。

さて次は来年の1/13のこーひー亭です。今回初のガーシュウィンや、いくつか新曲を 加えていますので、練習をみっちりして本番に臨みたいと思います。ピアノの石塚さんには ピアノソロをたっぷり弾いていただけるとのことですのでそちらもお楽しみに。

    今日の弦
     
    E線: Golden Spiral Solo(Heavy)(0日使用)
    A線: Helicore(Heavy)(1ヶ月使用)
    D線: Helicore(Heavy)(1ヶ月使用)
    G線: Helicore(Heavy)(1ヶ月使用)
      今回のA〜Gに張ったヘリコアヘビーは音色、パワー、芯の強さなど とても良かったです。E線は直前までトマスティークのスペシャルプログラム(Sterk)を張っていましたが、パワー不足で4弦のバランスが 悪いということで直前にゴールデンスパイラル・ソロ(Heavy)に変えました。バランスは良くなったもののもう少し金属的な音が 収まると良いのですが・・。他ためしてみます。

    演奏曲(順不同)
     
    ヘンデルラルゴ
    パガニーニカンタービレ
    グラズノフ瞑想曲
    エルガー愛の挨拶
    ヴィニアフスキスケルツォ・タランテラ
    マスネータイースの瞑想曲
    シモネッティマドリガル
    メンデルスゾーン無言歌集より「5月のそよ風」
    バッハ=グノーアヴェ・マリア
    ポルディーニ踊る人形
    ヴィヴァルディ合奏協奏曲「四季」より「冬」
    イザイ子供の夢
    チャイコフスキーアンダンテ・カンタービレ
    シューマンロマンス
    シューマントロイメライ
    グルックメロディ

      以上、Vn:藤田 将也  Pf:藤野 陽子


    フォーレシチリアーノ
    サンサーンス白鳥

      以上、Vc:篠田 直子  Pf:藤野 陽子


    グリーグペールギュント組曲より「アニトラの踊り」
    シューベルト楽興の時

      以上、Vn1:樋口 晴彦
       Vn2:藤野 陽子
       Va:蒔田 結希子
       Vc:篠田 直子
01/10/13

こーひー亭サロンコンサート


3ヶ月ぶりのこーひー亭コンサートでした。ちょうど今ごろはコンサートなどに ちょうどよい季節で、天候にも恵まれました。

今回はちょっと期間があったので新曲を多く取り入れてみました。同じ曲ばかりいつも 弾いていてはお客さんも飽きてしまいますし・・。でもタイースの瞑想曲など名曲中の名曲は 何度でも聴きたくなる曲だと思いますのでプログラムに残しました。

前回のときのようなエアコンの季節ではないので、特に譜面が飛ぶなどの心配もなく 快適に弾くことが出来ました。ちなみに快適というのは手が汗で動かなくならないとか 脱水症状でふらふらにならないということで、全身汗びっしょりになるのは 変わりません(^_^;)。

演奏の方は、新曲がたくさんあったということでやや準備不足の感がありました。練習で 仕上がってすぐ本番では普段どおりの力はなかなか出せないものです。やはり弾きこみ というのが大事ですね。それにはより多くの練習時間が必要なわけで、そのあたり考えると やはり生活を変えないとダメかなとも思いました。まあでも自分の良いところを出せた曲も あったので、それは良かったかな・・。

それと今回弾いた新曲で、ポルディーニの「踊る人形」、ポンセの「エストレリータ」、 イザイの「子供の夢」、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」などはとても 気に入ったので今後のレパートリーに加えようかなと思います。

お客さんの入りは最初は少なかったのですが、演奏中にどんどんお客さんがいらしたので たくさんの方に聴いていただけました。やっぱりたくさんのお客さんの前で弾くというのは 違いますね。お客さんにのせられるというか、いつも以上に自分の表情(演奏上の)が 豊かになる気がします。まあいつもやらないことをしてミスしたりもしましたが・・。 演奏は心はホットに頭はクールにって言いますからね(^_^;)。

今後の演奏は年末の栗の里、年明けにこーひー亭を予定しています。しばらく何もなしという 状態ですが(;_;)、年末はまた少しは仕事が入るかなと淡い希望を抱いています。 まあ間があいた時は充電期間ということで自らの鍛錬に時間を注ぎたいと思います。

最後に、今回聴きに来て下さった方々、こーひー亭の方々、いろいろお手伝いしてくださった 方々、聴きに来れなかったけど応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

    今日の弦
     
    E線: Gold Brokat(0.27)(5日使用)
    A線: Helicore(1ヶ月使用)
    D線: Helicore(1ヶ月使用)
    G線: Helicore(1ヶ月使用)
    演奏曲
     
    シモネッティマドリガル
    クライスラーテンポディメヌエット
    ゴセックガヴォット
    サラサーテツィゴイネルワイゼン
    チャイコフスキーメロディ
    吉松隆4つの小さな夢の歌(全4曲・・ピアノソロ)
    メンデルスゾーン無言歌集より「5月のそよ風」
    クロルバンジョーとフィドル
    バッハ=グノーアヴェ・マリア
    ポルディーニ踊る人形
     
    ヴィヴァルディ合奏協奏曲「四季」より「秋」
    ポンセエストレリータ
    イザイ子供の夢
    シベリウスロマンティックな情景(ピアノソロ)
    メラルティン悲しみの園〜第4曲「雨」(ピアノソロ)
    クーラ結婚行進曲(ピアノソロ)
    マスネタイースの瞑想曲
    ヴィニアフスキスケルツォ・タランテラ
    チャイコフスキーアンダンテ・カンタービレ
    シューマンロマンス
01/09/23

厚木ユースフィルハーモニック第17回定期演奏会


さて昨日に引き続いて、今日は厚木市文化会館にて厚木ユースフィルハーモニックの 定期演奏会にエキストラとして出演してきました。

一時は70人くらいいた団員は半分くらい(以下?)に減ってしまい、オーボエ、ホルン、 ヴィオラ、チェロはゼロという危機的状況でした。でも定期演奏会ではエキストラの 助けもあってステージ上はバランスの取れた編成になっていました。

自分のソロの演奏会が近くてオケの練習はほとんど出来なかったので、本番は楽譜に 釘付け状態でした(^_^;)。演奏曲目はカルメン、ウェーバーのファゴットコンチェルト、 ベートーヴェンの交響曲第1番でした。カルメンではフルート(ピッコロ)の中3の子が 去年からとても上達していてびっくりしました。彼女は将来有望な気がしました。 ウェーバーでは霧生先生の演奏にシビれました。ファゴットがこれほどソリスティックな 楽器だとは思いもしませんでしたね。そしてやっぱりベートーヴェン。いい曲ですね。 ベートーヴェンは弾いても聴いてもやっぱり良い曲です。

今回久しぶりにオケに乗ったのですが、いつも立って弾いているせいか腰が痛くなって しまいました(^_^;)。どうしてでしょうね。なにか余計な力が入ってしまったのかも しれません。長いことオケやってたのに・・・。

(今日の弦)

  E線:Gold Brokat(0.27) (1週間使用)
  A線:Helicore (3週間使用)
  D線:Helicore (3週間使用)
  G線:Helicore (3週間使用)

    演奏曲
     
    ビゼー歌劇カルメン第1組曲
    ウェーバーファゴット協奏曲ヘ長調
    ベートーヴェン交響曲第1番
     
    ビゼーアルルの女より「ファランドール」(アンコール)
    ヨハン・シュトラウスラデッキー行進曲(アンコール)
01/09/22

レストラン栗の里 生演奏


またしても久しぶりとなった本番です。今日はレストラン栗の里でヴァイオリンのBGM演奏を してきました。次の10/13こーひー亭コンサートの準備で練習中の曲が多かったので、 今回は今まで弾いた曲を中心に演奏しました。

お客さんはいつもより少なめでした。でも演奏を楽しんでくださるお客さんも多かったので、 気を抜くことなくがんばって弾きました。とはいえ、練習ではなんでもないところを結構 ミスしてしまったのはくやしかったですね。まあ本番とはそういうものですけどね(^_^;)。 そういえばピアノの調律が異常に高くて戸惑いました。おそらく445かそれ以上だったような・・。 自分的には低いよりは弾きやすいんですけどね。

さて今回はヴァイオリン&ピアノだけでなく、ピアノソロで「渚のアデリーヌ」、 チェロ&ピアノでフォーレの「シチリアーノ」、弦楽四重奏でモーツァルトの「アイネクライネ・ナハトムジーク」 の全楽章を演奏しました。まあヴァイオリンソロでもいつも弾いているパガニーニカプリースNo.16も 弾きましたけど、なんだかお約束になってますのでそろそろ他の曲も弾けるようにしておきたいです。 でも他に今すぐ弾けるのはNo.2しかなくて、この曲は練習曲チックなのできっと人前で弾いても ウケないでしょう・・。

弦はいつもはエヴァピラツィとかインフェルトを使っているのですが、今回はヘリコアで チャレンジしました。透明感がある良い音で、しかもチューニングがほとんど狂わないというのには 驚きでした。安心感があります。ただ、フォルテで物足りなさがあるのと音にコクがないかなと いう感じがしました。あとニュアンスの変化をつけづらく、どう弾いても同じような音色になってしまいます。 個人的には音色の幅がある弦が好きだったりします。エヴァピラツィほどでないにしろ、ドミナントorインフェルト くらいの音色の幅は欲しいところです。

さて次の演奏は10/13のこーひー亭です。新曲も多数入れる予定です。クライスラーの分厚い小品集を 2冊も買ってしまいましたし・・。これから3週間、がんばります。

(今日の弦)

  E線:Gold Brokat(0.27) (1週間使用)
  A線:Helicore (3週間使用)
  D線:Helicore (3週間使用)
  G線:Helicore (3週間使用)

    演奏曲
     
    バッハ=グノーアヴェマリア
    パガニーニカンタービレ
    ベートーヴェンメヌエット
    ゴセックガヴォット
    フォーレ夢のあとに
    グルックメロディ
    モンティチャルダーシュ
    フォーレシチリアーノ(チェロ&ピアノ)
    モーツァルトアイネクライネ・ナハトムジーク(弦楽四重奏)
    パガニーニカプリースNo.16(ヴァイオリンソロ)
    ヴィヴァルディ四季より「秋」
    チャイコフスキーメロディ
01/07/14

こーひー亭サロンコンサート


今日は2ヶ月ぶりのこーひー亭コンサートでした。予定していたピアニストの石塚さんが都合により 出演できなくなったため、萩生哲郎さん、藤野陽子さんに伴奏をお願いしました。普段から共演している お二人ですが急なお願いを引き受けてくださったことに感謝します。

出演者が変更になったということで、曲目にも若干の変更を入れました。前回の公民館と同じく サンサーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」に代えてストラヴィンスキーの「イタリア組曲」、 その他ピアノソロ曲も変更がありました。

リハーサルの時にエアコンの風で譜面がめくれてしまうのでエアコンを止めてもらったら 暑くて暑くてたまりませんでした。手はすぐべたべたになって指がうごかなくなってしまうのです。 これはまずいとおもったので譜面をなんとか飛びにくい位置においてエアコンは入れてもらうことに しました。おかげで暑いながらも手のコンディションは終始良い状態に保つことが出来ました。

さて演奏ですが、前回のこーひー亭での反省を踏まえて無理のないプログラム構成にしました。 また今回は途中にピアノソロなども入りヴァイオリンが休憩することも出来たので、最後まで 体力を温存できました。やはり最後までコンディションをキープして、アンコールではおいしいデザート のような演奏が出来るのが理想かなと思います。今回のアンコールの2曲がデザートになったかどうかは わかりませんが(笑)。

内容的にはもちろん反省材料もありますが、今回は今もっている力を比較的出すことが出来たので よしとしましょう(^_^;)。いつも来てくれる友人にもよかったと言われましたし。

今後の演奏は9/22の栗の里、9/29のスクールコンサート、10/13のこーひー亭ということで2ヶ月 くらい間が空きますので、自分自身の鍛錬とともに新曲を取り入れてがんばっていきたいと思います。

最後に、今回聴きに来て下さった方々、こーひー亭の方々、その他いろいろお手伝いしてくださった 方々、本当にありがとうございました。

(今日の弦)

  E線:Gold Brokat(0.27) (3日使用)
  A線:INFELD(Red) (3日使用)
  D線:Evah Pirazzi (2ヶ月使用)
  G線:Evah Pirazzi (2ヶ月使用)

    演奏曲
     
    ヘンデルラルゴ
    クライスラー前奏曲とアレグロ
    クライスラー愛の悲しみ
    ドルドラ思い出
    ショパンノクターン嬰ハ短調(N.Milstein編)
    グラナドス演奏会用アレグロ(ピアノソロ)
    ヴィニアフスキ華麗なるポロネーズ第2番 Op.21
     
    グラズノフ瞑想曲
    クライスラーウィーン奇想曲
    パガニーニカンタービレ
    佐藤允彦ショーロインディゴ
    シモネッティマドリガル
    ナザレコンフィデンシャス(ピアノソロ)
    ストラヴィンスキーイタリア組曲
    マスネタイースの瞑想曲
     
    チャイコフスキーメロディ(アンコール)
    フォーレ夢のあとに(アンコール)
01/06/23

座間市公民館サロンコンサート


とても久しぶりの座間市公民館でのコンサートでした。お客さんの入りを心配していましたが、 なんと入場者数61名! 10人とかだったらどうしようかと思っていましたのでうれしい限り です。

今回は予定していたプログラムを一部変更しました。サンサーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」 の代わりにヴィニアフスキ「華麗なるポロネーズ第2番」を入れました。そのほかにも様々な 変更が多数・・。

さて演奏ですが、わりとリラックスして最初の2曲を終えたので今日はいけるかななんて思っていました。 が、無伴奏になったとたんなぜか緊張してしまってカプリース、そして次のポロネーズがボロボロに・・。 またしても前半不調といういつもの流れに。ちなみに前半の後半はピアニストの中島裕紀さんが バッハ=ブゾーニのシャコンヌを弾かれたのですが、楽屋で壁越しに聴いていても素晴らしい演奏でした。

休憩中はとにかく前半が思うようにいかなかったのがくやしくてなりませんでした。くやしーくやしー、と 思っていたら後半の開始。しかしくやしさのせいか、リラックスすることが出来ていてなんとか調子を 戻すことが出来ました。しかしここでハプニングが。弾いている時に空調から温風がこちらに吹き出していて 楽譜のページがめくれてしまうのです。ピアノの譜めくりをして下さった学芸大の学生さんが気を利かせて 譜面をなおしてくれましたが、気になるのは吹き出してるのが「温風」であったことでした。冷房を 入れているはずじゃ? 一曲弾き終えた時点でステージに吹き出している「温風」は止めて頂いたのですが 部屋の温度はどんどん上昇。イタリア組曲を弾き終えたときはもう汗だくでした。ピアノソロの後の カプリースも指がべたべたで厳しかったです。でもなんとか後半は大きなミスもなく無事に終えることが 出来ました。

今回は熱心に聴いて下さったお客さんと、とても温かく迎えてくださった公民館の方々、そしてお手伝いを して下さった方々のおかげでとても気分良く演奏することが出来ました。支えられているというのを とても実感しました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

(今日の弦)

  E線:Gold Brokat(0.27) (1日使用)
  A線:INFELD(Red) (4日使用)
  D線:Evah Pirazzi (一ヶ月使用)
  G線:Evah Pirazzi (一ヶ月使用)

    演奏曲
     
    バッハ=グノーアヴェマリア
    マスネタイースの瞑想曲
    パガニーニカプリースNo.16
    ヴィニアフスキ華麗なるポロネーズ第2番 Op.21
    バッハ=ブゾーニシャコンヌ(ピアノソロ)
     
    ショパンノクターン嬰ハ短調(N.Milstein編)
    ストラヴィンスキーイタリア組曲
    ナザレコンフィデンシャス(ピアノソロ)
    パガニーニカプリースNo.17
    エルガー愛の挨拶
01/05/19

こーひー亭サロンコンサート


今日はほぼ半年ぶりの「こーひー亭サロンコンサート」でした。ということでプログラムにも かなり気合を入れて臨みました。

先週の栗の里では前半がいまいちだったので、今回はウォーミングアップを十分にして前半から 調子を維持する作戦で行きました。それでもいつものごとく前半はいまいちだったのですが 先週よりは良かったので、後半はどんどんコンディションが良くなっていつも以上の演奏が出来る 予定・・・でした。

しかしヘビーすぎるプログラムのせいか、前半の終わりごろから手に疲れを覚えていて休憩中も 手が重いなという感じでした。後半に入ると気持ちが乗ってくるよりも思うように手が動かなくなって しまうほうが先で、特に後半最初の方のカプリースNo.17のフィンガードオクターブの途中あたり からやばくなってました。でも決めてあったプログラムを変えずに最後までなんとかがんばりました。

というわけで一度も調子の良い状態で弾けぬまま終わってしまいました。ちょっとプログラムがんばり すぎでしたね(ハンセイ)。次回は大変な曲をもう少し絞って、練習、本番ともにその曲に集中できるようにした方が 良さそうです。あとさらなる練習も必要ですね。やっぱり自分で満足できる演奏をしてなければ、来て いただいたお客様に申し訳ないですし。

ちなみにいつも来てくれてる友人からは「いつもより下手」「スタミナ不足は走りこみか指立て伏せでも しなさい」とのキツーイお言葉。でもそのとおりかも(爆)。がんばるしか!

今回は熱心に聴いてくださる方がたくさんいられて、弾く側としてもとても励みになりました。 それとお花とワインをお客さんから頂き、とてもうれしかったです。ありがとうございました!

(今日の弦)
今回の弦は全て一週間前に張り替えました
  E線:Gold Brokat(0.27)
  A線:INFELD(Red)
  D線:Evah Pirazzi
  G線:Evah Pirazzi

    演奏曲(たまには全曲紹介)
     
    ベートーヴェンメヌエット
    ベートーヴェンロマンスヘ長調 Op.50
    クライスラー愛の喜び
    クライスラー愛の悲しみ
    クライスラー美しきロスマリン
    ラフマニノフヴォカリーズ
    ヴィニアフスキモスクワの思い出
    チャイコフスキーカンツォネッタ
    パガニーニカプリースNo.16
    ブラームスハンガリー舞曲第7番
    マスネタイースの瞑想曲
     
    ヴィヴァルディ合奏協奏曲「四季」より「春」
    ドヴォルザークワルツイ長調(リクエスト曲)
    エルガー愛の挨拶
    パガニーニカプリースNo.17
    グラズノフ瞑想曲
    サンサーンス序奏とロンドカプリチオーソ
    ショパンノクターン Op.9-2
    ショパンノクターン嬰ハ短調(遺作)
    ヴィニアフスキ華麗なるポロネーズ第1番 Op.4
     
    佐藤允彦ショーロインディゴ(アンコール=リクエスト曲)
01/05/12

レストラン「栗の里」生演奏


今日は久しぶりの生演奏でした。って最近は毎回書いているような・・・。つまり本番が 少ないってことなんです(泣)。

なんだか、今回は前回の「栗の里生演奏」と同じく、前半絶不調で後半持ち直したという 感じになってしまいました。会場入りまでレッスンなどがありウォームアップがほとんど できなかったせいでしょうか。いやそれにしても前半の不調振りといったら・・・。

まあ自分のことはおいといて、今回はカルテットでの演奏を加えてみました。モーツァルトの ディベルティメントやバッハのアリアなどを弾いたのですが、ディベルティメントは繰り返しを ことごとく譜面どおりにやってみたらさすがに長くなりすぎたので、みんなに目で合図して 繰り返しを止めました(笑)。

さて来週はこーひー亭のサロンコンサート。コンサート前日までなんと滋賀に行っているの ですが、音が出せる部屋を確保できそうなので猛練習して備えたいと思います。それと私の場合、 ウォーミングアップを十分にやらないとダメなようなので、1時間以上はウォーミングアップの 時間をとってから本番に臨もうと思います。果たしてどう出るか?? 

(今日の弦)
E線以外は相変わらず張ったままなので、実に安定しています(とっくに賞味期限が・・・)
  E線:Gold Brokat(0.27)
  A線:INFELD(Blue)
  D線:Evah Pirazzi
  G線:Evah Pirazzi

演奏曲(ヴァイオリン)
  • ヴィエニアフスキ   モスクワの思い出
  • ヴィエニアフスキ   華麗なるポロネーズ第1番
  • ブラームス      ハンガリアン舞曲No.7
  • パガニーニ      カプリースNo.16、17
  • ヘンデル       ラルゴ
  • サンサーンス     序奏とロンドカプリチオーソ  他
演奏曲(カルテット)
  • モーツァルト     ディベルティメント第1番 全楽章
  • バッハ        管弦組曲第3番より「アリア」
  • エルガー       愛の挨拶  他
01/03/31

香港家庭名菜「皇華蘭」生演奏


今日は久々の皇華蘭生演奏でした。お客さんの入りはかなり良く、ロビーで待ってるお客さん もいたほどでした。

お店の中は残響がほとんどないので、弾いている手ごたえというのがちょっとつかみにくかった です。音が飛んでない感じがするのです(前回も感じた)。なのでちょっと力んで弾いてしまいました。 でもやっぱり力みは良くないですね。発音が不自然だしミスは多くなるし(笑)。でも音がお客さんまでしっかり 届いていると聞いてからは安心したせいか、無理に音を出そうとせずにリラックスして弾くことが出来ていつもの 調子で弾けました。

ここでの演奏はテーブルの間に入って弾くような形になるのでとてもお客さんとの距離が近くなります。 1mとかざらですね。最初のころはよくそれで緊張したものでした。もう慣れましたけど。

そうそう、今回ちょっとおもしろいことがありました。小学生くらいの女の子だとおもうのですが、 座っている席がちょっと遠かったのか、演奏中にちょこちょこ弾いている近くまで来て聴いていました。 興味あるのかなと思っていたら今度はカメラを持ってやってきました。弾いている姿を撮りたかった みたいで一生懸命いろんな角度からカメラを向けるのですが、アングルが悪かったり譜面台が邪魔だったり でなかなかシャッターを切れません。なので、ちょうど正面に来た時に邪魔になってる譜面台から 弾きながら横にずれてあげたら(ちょうどチャールダーシュの速いフレーズのところでした)、無事に 撮ることが出来たようでした。ヴァイオリンに興味を持ってくれるってうれしいものですね。

今回は事前に音だしやウォーミングアップが全く出来なかったので本調子になったのは後半からでした。 どうも本番前に1時間くらいは弾かないと調子でないんですよね・・・。冷え性のつらいところです。

(今日の弦)
E線を張り替えた以外は前回と同じ(張ったまま)です。ということは賞味期限切れ???
  E線:Gold Brokat(0.27)
  A線:INFELD(Blue)
  D線:Evah Pirazzi
  G線:Evah Pirazzi

演奏曲
  • ヘンデル       ラルゴ
  • バッハ=グノー    アヴェ・マリア
  • ベートーヴェン    メヌエット
  • ゴセック       ガヴォット
  • ヴィヴァルディ    合奏協奏曲より四季「冬」第2楽章
  • モンティ       チャールダーシュ
  • グラズノフ      瞑想曲
  • マスネ        タイースの瞑想曲 他
01/03/10

レストラン「栗の里」生演奏


今日は今年最初の本番でした(情けなか)。わりとお客さんも入っていて、今日は調子 出るかな、なんて思っていました。

しかしなんかいつもと違う。お客さんの話し声が多いし子供の泣き声も聞こえる。近くの人は 演奏を聴くそぶりもなく大声で御歓談(?)されていました。ヴァイオリンの音がかき消されて しまうほどのノイズ。とても演奏に集中できる状況でなく「誰も聴いていないんじゃないか」 という錯覚にとらわれたほどでした。がんばって弾いたつもりなのですが、どこかの糸が切れて しまったかのようで、演奏そのものも前半は散々でした。

しかし後半になってお客さんも減り、店内が静かになってきました。そして熱心に聴いている お客さんの姿も確認できてきました。するとなぜだか調子の方も持ち直してきたのです。 不思議なものですね。後半最初のパガニーニ・カプリースNo.16は今までで一番良い出来だった と思います。しかしここで調子に乗ってNo.17を続けて弾いたのは失敗でした。指に負担のかかる カプリースを2曲連続で弾いたので、No.17のフィンガードオクターブ(オクターブのまま メロディが動くフレーズです)の途中でなんと指がツッてしまったのです(爆)。

まあ後半は途中休憩がほとんど出来なかったこともあって、最後の方では指の動きが悪かった (モスクワの思い出)けれど、最後まで集中力を切らさず弾くことが出来ました。 終わった後、受け付けで何人かの方に「次の演奏はいつですか」と聞かれました。うれしい限り です。それと、ちゃんと最初から聴いている人もいるんだなと改めて気づきましたm(__)m。

今回は自分としては不満を残してしまいましたが、どんな状況でも自分の力を発揮できるよう ならなければいけないということ、手に負担がかかる曲は出来るだけ分散させる、などという ことがわかったということで良しとしましょう(^_^;)。

(今日の弦)
GとDは初のEvah Pirazziでした。なかなか表現力もあってよい弦です。
  E線:Gold Brokat(0.27)
  A線:INFELD(Blue)
  D線:Evah Pirazzi
  G線:Evah Pirazzi

演奏曲
  • ベートーヴェン    ロマンスヘ長調Op.50
  • ヴィヴァルディ    合奏協奏曲より四季「春」
  • J.シュトラウス    美しき青きドナウ(ピアノトリオ版)
  • ヴィエニアフスキ   モスクワの思い出
  • ブラームス      ハンガリアン舞曲No.7
  • パガニーニ      カプリースNo.16、17
  • ショパン       ノクターン Op.9-2
  • ショパン       ノクターン「遺作」(N.Milstein編)
  • チャイコフスキー   メロディ  他
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