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3-5. 左手編〜上行音階での指の高さ

今度は指の高さについてです。ここで言う指の高さとは、押さえていない指の高さのことです。 例えばA線を1の指でHの音をとっているとき2の指は宙に浮いた状態になります。この指先が弦からどんな 高さにあっても良いというわけではありません。だいたい1cm(個人差はありますし、4の指はもっと高くなります)の高さが良い のですが、初心者は次の音を押さえる準備のために低くなりがちですし、中上級者は力が入りすぎて高く なりがちです。

まず初心者の場合ですが、例えばゆっくりとA線でH,C,D(1,2,3の指)と順番に弾くとします。Hを1の指でとり Cを2の指で取っている時に3の指が次のDの場所にふらふらと泳いでいきがちです。指が泳いで次に押さえる音の すぐ近くで3の指が待ってる状態(写真上)は一見効率的にも見えますが、指が弦を押さえるインパクトが弱く、 レガートなどで音の不明瞭さを作る原因になります。また指が泳ぐことによって、今押さえている2の指が 引きずられて角度が変わってしまい、音程も変わってしまいます。よってDの音を押さえるその瞬間まで 3の指は2の指のそばで弦から1cmくらいの位置でじっと動かずに待っていなければなりません(写真下)。特に 4の指で泳ぐ人が多いのでチェックしてみて下さい。

今度は中〜上級者の場合。速いパッセージをきっちり弾こうとか、正確な音程で弾こうとかいう気持ち が指の高さを高くしすぎている人を見かけます(写真上)。押さえていない指が弦から2cm以上にあり、 速い曲をバタバタと大変そうに指を動かして弾いているのです。ちなみにこういう人は指の力も入りすぎている場合が多いです。 これでは音ははっきり出るかもしれませんが、効率が悪すぎて速いパッセージに指がついていかないでしょうし、 すぐ疲れてしまうでしょう。けっこう上手な人でも見かけますが、やはり適切な高さに指を保つべきです。(写真下)

なお、この項と前項の写真ですが、一人で撮影しているため実は楽器を構えた状態では ありません。そのため手のひらが大きく写っています(手のひらの小指側がネックに近づきすぎている)。 あらかじめご了承ください。

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